飲食料品製造業分野 特定技能1号評価試験 完全ガイド

特定技能 職種 手続き

試験概要・受験資格・申込み方法・試験当日の注意事項・学習方法まで徹底解説

近年、日本の食品産業では深刻な人手不足が続いています。特に食品製造工場や食品加工事業所では、安定した人材確保が大きな課題となっています。そのような状況の中、一定の技能や知識を持つ外国人材を受け入れる制度として創設されたのが「特定技能制度」です。

飲食料品製造業分野で特定技能1号として働くためには、日本語能力要件を満たすとともに、「飲食料品製造業分野 特定技能1号評価試験」に合格する必要があります。

本記事では、OTAFF(一般社団法人外国人食品産業技能評価機構)が実施する特定技能1号評価試験について、試験概要から受験方法、試験当日の注意事項、学習方法まで詳しく解説します。

  1. 飲食料品製造業分野 特定技能1号評価試験とは
  2. 受験資格
  3. 試験内容・合格基準
  4. 受験の流れ
  5. 試験当日の注意事項
  6. 試験結果通知書について
  7. 学習テキストの活用方法
  8. よくある質問(FAQ)
  9. まとめ

1.飲食料品製造業分野 特定技能1号評価試験とは

飲食料品製造業分野 特定技能1号評価試験は、食品製造業に従事するために必要な基礎的な知識や技能を有しているかを確認するための試験です。

特定技能制度は、人材不足が深刻な産業分野において外国人材を受け入れるために創設されました。飲食料品製造業分野では、食品の製造、加工、安全衛生管理、品質管理などに関する基礎知識が求められます。

試験に合格しただけでは特定技能1号の在留資格を取得できるわけではありません。別途、日本語能力要件を満たしたうえで、出入国在留管理庁による審査を受ける必要があります。

【参考ページ】
https://otaff.or.jp/tokutei/insyoku-1/

 

 

2.受験資格

日本国内で受験する場合、受験者は以下の条件を満たしている必要があります。

(1)17歳以上であること

試験当日時点で満17歳以上であることが必要です。

(2)適法な在留資格を有していること

日本国内に適法に在留している外国人であれば受験可能です。

短期滞在者も受験できますが、不法残留者や退去強制手続中の方は受験できません。

(3)有効なパスポートを所持していること

法務大臣が定める対象国・地域の有効なパスポートを保有している必要があります。

(4)本人確認が可能であること

試験当日は本人確認書類による厳格な本人確認が実施されます。

【参考ページ】
https://otaff.or.jp/tokutei/insyoku-1/

 

 

3.試験内容・合格基準

試験科目

試験は以下の2つで構成されています。

学科試験

食品衛生、安全管理、品質管理、食品製造工程などに関する知識を問う問題が出題されます。

実技試験

実際の作業手順や現場で必要となる判断力を問う内容です。

なお、実際に作業を行う試験ではなく、コンピューター上で解答する方式となります。

試験方式

CBT(Computer Based Testing)方式

試験会場のコンピューターを利用して受験します。

試験時間

70分

出題形式

三者択一方式

試験言語

日本語

漢字にはふりがなが付与されています。

合格基準

150点満点中98点以上

正答率約65%以上が必要です。

受験料

8,000円(税込)

【参考ページ】
https://otaff.or.jp/tokutei/insyoku-1/

 

 

4.受験の流れ

OTAFFでは、「個人申込み」と「企業申込み」の2つの申込み方法が用意されています。

4-1.個人申込みの流れ

個人申込みは、受験者本人が直接申込みを行う方法です。

日本国内で就職活動中の方や、まだ受入企業が決まっていない方が利用するケースが多くなっています。

STEP1 個人マイページ登録

OTAFFの試験申込みサイトで個人マイページを作成します。

登録時には以下の情報が必要です。

・氏名
・生年月日
・国籍
・メールアドレス
・パスポート情報
・顔写真

STEP2 本人情報登録

パスポートと同じ表記で正確に登録します。

誤った情報を登録すると試験結果通知書に影響する可能性があります。

STEP3 試験予約

受験業種として「飲食料品製造業」を選択し、試験会場と受験日時を予約します。

STEP4 受験料支払い

支払い方法

・クレジットカード
・PayPay

支払い完了後に予約が確定します。

STEP5 受験確認

マイページ上で予約内容を確認します。

STEP6 試験受験

指定された日時に試験会場で受験します。

STEP7 試験結果確認

マイページから試験結果通知書をダウンロードできます。

【参考ページ】
https://otaff.or.jp/tokutei/application-individual/flow/

 

4-2.企業申込みの流れ

企業申込みは、受入企業が外国人材の受験手続きを行う方法です。

既に採用予定の外国人や在職中の外国人従業員を対象として利用されます。

STEP1 企業マイページ作成

企業担当者が企業マイページを登録します。

STEP2 企業情報登録

会社情報や担当者情報を登録します。

STEP3 受験者登録

企業が受験者情報を登録します。

登録内容には以下が含まれます。

・氏名
・生年月日
・国籍
・メールアドレス
・顔写真
・在留資格情報

STEP4 試験予約

企業担当者が受験会場および受験日時を選択します。

複数人をまとめて予約することも可能です。

STEP5 受験料支払い

企業がまとめて支払います。

STEP6 試験受験

受験者が指定会場で受験します。

STEP7 結果確認

企業および受験者が結果を確認できます。

【参考ページ】
https://otaff.or.jp/tokutei/application-company/flow/

 

 

5.試験当日の注意事項

試験当日は厳格なセキュリティ管理が実施されます。

本人確認

試験開始前に本人確認が行われます。

本人確認書類を忘れた場合、受験できない可能性があります。

顔写真撮影

試験結果通知書に使用する顔写真を撮影します。

持ち込み禁止物

以下の持込みは禁止されています。

・スマートフォン,スマートウォッチ,腕時計,イヤホン,筆記用具,メモ帳,電卓,参考書

すべてロッカーへ預ける必要があります。

試験中の禁止行為

・カンニング
・なりすまし受験
・問題内容の記録
・録音、録画
・他受験者の画面確認

不正行為が発覚した場合は即時退場となり、試験結果取消しや受験資格停止措置が取られる場合があります。

【参考ページ】
https://otaff.or.jp/tokutei/insyoku-1/instructions/

 

 

6.試験結果通知書について

試験結果通知書は、特定技能の在留資格申請時に必要となる重要な書類です。

試験結果確定後、マイページからダウンロードできます。

通知書には以下の情報が記載されます。

・氏名
・受験番号
・顔写真
・試験日
・試験結果

在留資格申請時に提出を求められるため、大切に保管しておきましょう。

【参考ページ】
https://otaff.or.jp/tokutei/insyoku-1/certificate/

 

 

7.学習テキストの活用方法

OTAFFでは公式学習テキストを無料公開しています。

試験対策を行う際は、まず公式テキストを中心に学習することが重要です。

衛生管理

食品を安全に取り扱うための基本知識を学びます。

食品安全管理

HACCPの考え方や品質管理について学びます。

労働安全衛生

作業事故を防ぐための知識を学びます。

製造工程

食品が完成するまでの流れを理解します。

実際の試験では、これらの内容を理解していることが求められます。

【参考ページ】
https://otaff.or.jp/tokutei/insyoku-1/materials/

 

 

8.よくある質問(FAQ)

Q1.試験は何回でも受験できますか?

可能です。ただし再受験には一定期間の待機期間があります。

Q2.日本語が苦手でも受験できますか?

試験は日本語で実施されますが、漢字にはふりがなが付いています。

Q3.合格すれば必ず特定技能ビザを取得できますか?

いいえ。合格後も日本語要件や在留資格審査が必要です。

Q4.海外から受験できますか?

実施国や試験日程によって異なります。OTAFFの最新情報をご確認ください。

Q5.学習テキストだけで合格できますか?

試験対策の基本は公式テキストです。まずは公式テキストを十分に学習することが推奨されています。

 

 

9.まとめ

飲食料品製造業分野 特定技能1号評価試験は、日本の食品産業で働くための重要な入口となる試験です。

試験内容は食品衛生や安全管理など現場で必要となる基礎知識が中心となっており、OTAFFが公開している公式学習テキストを活用することで効率的に学習できます。

また、受験方法には「個人申込み」と「企業申込み」の2種類があり、自身の状況に合わせて選択することが可能です。

当社では、特定技能外国人の採用支援、試験情報の提供、就職サポート、生活支援まで一貫して対応しております。飲食料品製造業分野での就職や外国人材の受入れをご検討の際は、お気軽にご相談ください。

 

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